2016年05月06日11:55
旧円覚寺伽藍配置図

総門


円覚寺 (那覇市)
おわり
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【首里の町を散歩】「円覚寺」弁財天堂から移動し円覚寺跡へ行ってきました。
カテゴリー │首里
円覚寺跡
円覚寺は琉球における臨済宗の総本山で、山号を天徳山と
称した。第二尚氏王統の善提寺であり、琉球随一の寺院であ
った。
尚真王が父王尚円を祀るため、1492年から3年がかりで建
立したとつたえられる。開山住持は京都南禅寺の芥隠禅師であ
る。建築の手法は、鎌倉の円覚寺にならった禅宗七堂伽藍の
形式を備えており、寺域は約3,560㎡であった。伽藍は西面し、
前面中央に総門を開き、その左右に掖門を備えていた。総門
を入ると放生池があり、放生橋、山門、仏殿、龍淵殿が一線
上に配置されていた。
昭和8年に円覚寺伽藍として国宝に指定され、総門前庭の
円鑑池やハンタン山の緑に映えて荘厳な寺院であったが、去
る大戦でほとんど破壊された。
現在の総門(県指定有形文化財)と左右の掖門は昭和43年
に復元されたものである。放生橋(重要文化財)は昭和42年
に復元された。橋の勾欄羽目の彫刻は精緻を極め、沖縄の石
彫美術の最高傑作であるといわれている。
旧円覚寺伽藍配置図

総門


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